
ホームページの更新を自社で行いたいけれど、専門的な知識がなくて難しそう、と感じている方は多いのではないでしょうか。WordPress(ワードプレス)というホームページの管理システムには、更新作業をラクにするための便利な仕組みが数多くあり、その代表的なもののひとつが「Elementor(エレメントア)」です。
この記事では、Elementorとはどのようなものか、そして導入することでどのような利点があるのかをご紹介します。
Elementorとは
Elementorとは、WordPressに追加して使う機能(プラグイン)のひとつで、ホームページの見た目や文章を、画面を見ながら直感的に編集できるようにする仕組みです。
通常、ホームページのレイアウトを変更するには、専門的なコードの知識が必要になる場合があります。Elementorを使うと、実際の画面上で文章や写真の位置を確認しながら、パーツを配置するような感覚でページを組み立てることができます。
WordPressには、もともと文章を入力するための標準的な編集画面が用意されていますが、写真とテキストを横に並べたり、色付きの背景を使ったりといった、見た目に工夫を加えたレイアウトを作ろうとすると、コードの知識が必要になる場面が出てきます。Elementorは、こうしたレイアウトの工夫を、コードを書かずに再現しやすくする役割を果たします。
利点1:更新にかかる作業時間を短縮できる
新しいページを追加したり、既存のページの内容を変更したりする際、コードを直接書き換える必要がないため、作業にかかる時間を短縮できます。
あらかじめ用意された部品(見出し、文章、写真、ボタンなど)を組み合わせるだけでページの骨組みができるため、一から作業を進めるよりも、はるかに早く形にすることができます。
利点2:専門知識が少なくても操作しやすい
Elementorは、画面に表示されている内容が、そのまま公開後の見た目に近い形で確認できる点も特徴です。編集した結果がその場でわかるため、コードの意味がわからなくても、見た目を確認しながら試行錯誤して作業を進めることができます。
そのため、これまで「更新のたびに制作会社へ依頼していた」ような細かい内容の変更も、担当者が自社で対応できる範囲が広がりやすくなります。
利点3:更新の依頼にかかる手間や時間を減らせる
小さな文章の修正や写真の差し替えのたびに制作会社へ依頼していると、依頼から反映までに一定の時間がかかってしまいます。自社で対応できる範囲が広がることで、こうしたやり取りの手間や時間を減らし、必要なタイミングで情報を反映しやすくなります。
どのような場面で役立つか
たとえば、季節ごとのお知らせページを新しく作りたいとき、営業時間や料金の変更をすぐに反映したいとき、掲載している写真を差し替えたいときなど、日々の運営の中で発生する細かな更新の場面で活用しやすくなります。あらかじめページの型を用意しておけば、次回以降は文章や写真を入れ替えるだけで、同じ雰囲気のページを手早く作ることもできます。
導入する際に知っておきたいポイント
操作しやすい仕組みではありますが、誰でも自由に編集できるようになる分、担当者によってデザインの雰囲気がばらついてしまうこともあります。あらかじめ社内で、どこまでの範囲を自社で編集してよいかを決めておくと、統一感を保ちやすくなります。
また、大きくレイアウトを変更する前には、念のためバックアップを取っておくと安心です。複雑な機能の追加や、全体的なデザインの見直しについては、引き続き制作会社に相談しながら進めることをおすすめします。
なお、Elementorはあくまで既存のホームページに追加して使う仕組みであるため、新しくホームページを作る場合、あるいは既存のホームページに導入する場合のいずれも、事前に制作会社へ相談し、導入方法や設定を確認しておくと安心です。
まとめ
Elementorは、専門的なコードの知識がなくても、画面を見ながら直感的にホームページを更新できるツールです。作業時間の短縮や、更新を自社で完結できる範囲の拡大につながる一方、社内でのルール作りやバックアップといった備えも大切になります。
更新のたびに制作会社へ依頼する時間や手間を減らしたい、担当者が自分のペースで情報を発信できるようにしたいといった課題をお持ちの場合は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
