Xアクセラレータ Ver.2をテストしてみました。
最近Xサーバーが多く利用されるようになってきました。使いやすいコントロールパネル、多彩な機能、そしてなんと言ってもWEBサイトの表示がとても快適です。
ワードプレスで構築されたWEBサイトなども、表示がとても速いので高く評価されています。
そんなXサーバーの、アクセラレーターというキャッシュ機能が、Ver.2となり、さらに高速化されたという事でテストを行ってみました。
Xアクセラレータ Ver.1は静的なファイルのみをキャッシュするのに対して、 Ver.2はphpのプログラムも高速化し最大20倍速くなるというのが売り文句です。最近どこかの某サーバー会社が16倍速いという売り文句でしたが、これにはガッカリしましたので、Xサーバーには期待したいところです。
気になるところはphpのバージョンがなぜか7.2(2019.10現在)というところですが、この辺りは触れないでおきます。
またWEBサイトの表示速度と言えば、MIXホストが最速。MIXホスト信者の私としてはとても気になるところです。計測はPageSpeed Insightsを利用します。URLを入れるだけで計測してくれますので、是非ご自身のホームページも計測してみてください。
まずは Xアクセラレータ Ver.2 をOFFでテスト
テストしたのは、ワードプレスですが、大きなスライダーなどが配置してあり、見た感じ重たそうなWEBサイトですが体感的には遅く感じません。モバイルでの表示は少し遅いですが、大きな画像や色々なスクリプトも読み込んでいますので、悪い結果ではありません。どちらかと言えば評判通り高速のサーバーだという印象です。Xアクセラレータに限らずキャッシュ系のプラグインなども勿論入れていません。
Xアクセラレータ Ver.2をONでテスト
Xアクセラレータ Ver.2をONにしました。体感的には変わりません。PageSpeed Insightsでの計測は、スコアが落ちています。何度かON、OFFを試してみましたが結果は変わらず、Xアクセラレータ Ver.2をONにするとスコアが落ちてしまいます。微妙に上がるというのは聞いた事があるのですが。。
Xアクセラレータ Ver.2が良いかどうかは微妙
XアクセラレータVer.2をonにすると微妙にスコアがあがるというのは聞きますが、私のように微妙に落ちることもあるようです。20倍速くなる、、というのはちょっと言い過ぎな感じもするのですが、それでもXサーバーの表示速度は快適ですので、悪くないサーバーには間違いありません。
ちなみにXアクセラレータVer.1でのテストを忘れました。こちらでの結果も計測すべきでした。
サブドメインでの気になる挙動
XアクセラレータVer.2をONにした際に気になる挙動がありました。サブドメインのディレクトリがメインドメインのルート内に生成されるのですが、サブドメインに設置したワードプレスのパーマリンク設定が反映されないといった問題が生じました。手動で.htaccessを編集して解消しました。またオリジナルで開発したプログラムがサブドメインだとエラーが出る問題もありまして、サブドメインでの利用については、きちんと動作しているかのチェックが必要です。
今後は、このあたりのアップデートも期待したいと思います。
Xサーバーは速いのか
Xサーバーの表示速度は満足できるレベルにありますし、コントロールパネルはとても使いやすいので、とても良いサーバーであることは間違いありません。トータルバランスで選ぶならXサーバー。WEBサイトを爆速にしたいのなら安定のMIXホストという結論にしたいと思います。
また以前「ロリポップ「ハイスピードプラン」は本当に表示スピードが速いのか。」も書いておりますので、ホームページの表示速度を改善したいという方は参考にしてみてください。
コメントを残す