ホームページに設置してあるメールフォームの項目本当に必要?
大体のホームページには、お問い合わせフォームが設置してあります。入力して送信すると、そこから管理者にメールが送信される仕組みになっているので、多くのホームページには当たり前に設置してあります。
最近はインバウンドマーケティングと言われ、以前のように電話をかけたり、いきなり玄関先に押しかけたりという押しつけ的な営業が嫌われる傾向にあり、SNSなどをつかって興味をもってもらいコンタクトに繋げるというマーケティングに代わりつつあります。
もちろん電話での問い合わせなどもありますが、多くはこのメールフォームが利用されるわけですので、項目が多かったり、無駄に無意味な項目があると、それだけで敬遠されてしまいます。
不要な項目は廃止してシンプルにする
お問い合わせの場合に必要なのは、BtoBなら「会社名」「氏名もしくは担当社名」「メールアドレス」「お問い合わせ内容」だけあれば大丈夫ではないでしょうか。
必要なのかどうか検討するのは、「電話番号」「FAX番号」。これを入力することを嫌う人は多いです。営業電話されるのではないかといった意識が働くので、特に必要なければ廃止か必須項目とはしない方が良いです。
「ご用件(タイトル)」。これはたまに見かけますが、内容によって送信先が違うといった大企業であれば別ですが、お問い合わせ内容を見ればわかるので、こういった意味の無い選択は廃止。
「当サイトをどこで知りましたか?」的な意味の無いアンケートも不要です。あくまでも統計ですので、アクセスログ解析を見れば全体的な統計はわかりますし、実際の案件になればその際に聞けばいいだけなので、意味が無ければ廃止。
メールアドレスを2回入力させる「確認」。これは必要なのかどうか賛否両論があると思いますが、間違える時は何回いれても間違えますので、入力する人の手間になるだけですので、私は不要と考えています。
設置したら、そのまま放置のメールフォームの見直しを。
不動産関係のWEBサイトで、項目を大幅にシンプルにしたら問い合わせが数倍に増えたというケースもありますので、あらためて確認、検討することをお勧めいたします。
一度設置すると、そのまま放置となってしまいがちなメールフォームですが、一度項目などを見直して利用者に負担がかからないようなものにすることをおすすめします。
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