
SEO業者に依頼しても一向に事態が好転しない。
ホームページで集客・販売等をしているのであれば、キーワード検索で上位表示された方がアクセス数も増え事業の利益にも繋がります。キーワード検索といえばGoogle検索が主流ですので、Googleがどういった要素を元に検索順位を決めているかを推測し、それに合わせた対策を行う事をSEO(SearchEngineOptimize)と言います。
Yahoo!の検索もGoogleの仕組みを利用していますので、同様の対策となります。
ここ2〜3年ほど、SEO業者様に依頼をしても「順位が上がらない」「一時的に上がったがキープ出来ない」という状態になってしまう事例を多く見受けられます。
私のクライアント様でもSEO業者様に依頼をしているという事は多いのですが、確実に順位を上げている業者は0%です。
検索順位が上がらない理由
検索結果を上げられないSEO業者様の特徴として、テクニカルな部分のみを重視する傾向があります。
例えばタイトルやリンク、メタタグ、canonicalタグといった技術的な部分を指摘します。
これらの改修をして順位が大きく変化したというのを聞いた事がありません。
もちろん技術的には正しい記述をする必要がありますが。検索順位に直接影響されるという期待はしない方が良いです。
ワードプレスでホームページを構築するのであれば、基本的な部分は押さえられていますので、さほどこだわる必要はありません。ゲームの攻略法的な感覚でSEOをすべきではありません。
そもそも対策の方法が古いというものあります。以前はコンテンツ量が多い方が良いとされていた時期などもあり、毎日こまめにブログを書くといった対策が効果的だった時期もありますが、現在は内容が重視される為、意味の無い情報を増やしたところでSEOの効果は期待できません。
未だにランサーズ等でライティングを依頼して記事を増やしているのを目にしますが、ほとんど効果は無いようです。
効果の無い対策をしても時間の無駄になるだけでなく、精神的にもよくありませんので、そもそも間違った対策をしていないか等、あらためて検討してみても良いかもしれません。
効果的なSEO
ここ最近、比較的に効果がある対策として
- ユーザーにとって有益なコンテンツを充実させる。
- 画像、リスト、テーブル等を活用し、正しく構造化する。
- 評価の高い被リンクを増やす。
- モバイルデバイスでも問題無く表示できるようにする。
- 文字は大きく、配色にも気をつける(背景と文字色の関係等)
- 正しい日本語を使う。余計な接続詞等は削除する。
- 意味の無い情報、アクセスの無いページなどは削除する。
- 表示の遅いWEBサイトはサーバー等を載せ替え表示を高速化する。
効果があると言われているが、あまり効果が感じられない対策
- ディスクリプションタグに、とにかくこだわる(あった方が良いが順位には影響されない)
- 画像のaltタグに、とにかくこだわる(あった方が良いが順位には影響されない)
- 意味の無いテキストの詰め込み(情報の薄いブログ記事投稿等)
- キーワードの詰め込み(結果日本語としておかしくなる等の弊害がある)
あくまでも、私の感覚ではありますが、実際検索順位をあげているサイトと、頑張ってはいるがまったく順位が上がらないサイトでの対策の違いをあげてみました。
あくまでも訪れたユーザー目線で考える
SEOをする前に、訪れたユーザーにとって有益な情報があるか(コンテンツ)。
ユーザーが迷うこと無く情報のたどり着くことができるか(ユーザビリティ)。
以前は検索エンジンのクローラーはhtmlを読み取って判断していましたが、最近ではAI技術で、レンダリングされた状態(ブラウザに表示された状態)で認識しています。
検索エンジンへの対策ではなく、閲覧しにきたユーザー目線でホームページを制作することが検索順位を上げる最良の対策です。
無駄な時間や費用をかける前に、まずはユーザー目線でみて有益な情報を得ることができるホームページかどうかを判断し、それを基に対策を行うことが最適なSEOです。
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